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ねこのゆいごん

2015 勝手にフォトコンテスト

みなさま1年ぶりでございます。
今年も勝手にやらせていただきました。

審査委員 Dam master(ダムマイスター)
審査対象 ダム協会第12回フォトコン応募作品 

審査方針
 1、ダム協会フォトコン入賞作品以外が本コンテストの対象作品です。
 2、Dam master自身が応募した写真も大変残念ですが選びません。
 3、私のPCモニター上で主にサムネイルで審査します。プリントして審査しません。

最優秀賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=174627
秋の木々が色づいた時期のダムの写真と思われる。ダムの右岸側から背景に木々を入れた写真ながらも、いつまで見ていても飽きさせない美しいダムの風景を生み出している。光はダムを照らすと同時に紅葉された葉っぱを照らし出し、紅葉もダムも上手に引き立てている。それ以外の余分な部分は影とすることも粋な計らいである。これほどの巧みな光の使い方がされた写真を見ることができて幸せである。

大賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=174565
一瞬何を撮影されたのか分からない写真であったが、それでも不思議な模様に目が奪われる作品でもある。白と黒、明と暗、そして写真の枠以外はすべてが斜めで躍動的な動きをみせていながら、しかし無機質な模様が並べられており、撮影者の美しいものを鋭く切り取り写真に仕立て上げるセンスに脱帽する。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=174676
ダムの天端からの下流を撮影した風景だが、光の差し込み方が非常に気持ちが良い。副ダムのカラカラに乾いたコンクリートの肌とその奥に見える太陽に輝く光の対比が見えていると、人間本来の幸福感が湧き上がってくる不思議な写真である。よくある構図ながらも光のとらえ方で風景に命が吹き込まれたような印象です。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=174720
台風が低気圧後に見られる風景である。ダム本体は薄暗く不気味な姿を見せており、我々の先入観的に透明であるはずの水も泥で濁っておりはっきり言って生理的な不快さや恐怖が先立つような写真でもある。しかし恐怖もまたダムの魅力の一つ、そんなダムの一面に正対して写真を収められた撮影者に非常に共感させられる一枚でもある。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=174683
まっすぐと天を穿つようなラインが印象的な写真である。ダムは自然の中に位置して生態系に大きな影響をもたらしている一面もあれば、風景をも大きく変貌させる。しかし生活を豊かにすべく生まれたダムがこうした優しい光を生み出し、カメラにその一瞬を生み出したことは微笑ましく解釈しても良いのだろう。ダムがもたらした小さな風景に引き続き目を向けて小さな美しい風景をも今後とも撮影者してほしい。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=174741
おおよそダムの風景には見えないがゲートの巻上機と資料館が写真の中央に位置しており、否応無しに違和感からか視線がそこに集中される。しかしそのポイントから上半分は眩しいまでの青空が、そして下半分はダムのリップラップがこれでもかと言わんばかりに風景を占拠している。ダムのが生み出した素敵な遊び心をおさめられて、ただただ良い写真だと思うばかりである。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=174542
見事な秋晴れのダム写真である。構図も至って普通の正攻法のダム写真ながらも、この時期のダムを巡った経験がある人間にとっては撮影者のうれしい気持ちまで伝わってくるような写真である。写真は切り取ることだという言葉もあるが、やはりこのようなダムの写真をみていると、ついつい私もにやけてしまう。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=174660
丸山ダムの夜景写真である。やや画質が荒目ではあるがこれが返って良い印象を生み出すことに寄与していると思われる。ゲート上部のアーチ形状と空が白くなっている部分とうまくシンクロして、やさしい表情を持った温かい写真となっている。この空の白みまでうまくダムの写真として入れ込んだことに拍手を送りたい。

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Dam master 勝手にフォトコンテスト2014

審査委員 Dam master(ダムマイスター)
審査対象 ダム協会第11回フォトコン応募作品 

審査方針
 1、ダム協会フォトコン入賞作品以外が本コンテストの対象作品です。
 2、Dam master自身が応募した写真も大変残念ですが選びません。
 3、私のPCモニター上で主にサムネイルで審査します。プリントして審査しません。

最優秀賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165431
ダムを大々的に表に出すような写真ではありませんが、光と影のとらえ方、わずかな放流を優しく表現される写真で、円熟された写真家による写真とお見受けしました。私の中では一番のお気に入りの写真です。

大賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165490
水の流れが写真いっぱいで大変にぎやかな写真です。おそらくこの被写体で水平だとかで凝った構図にすると定石の写真ようになって面白みに欠けるかもしれません。肩の力が抜けて見られる写真で私にはなかなか撮れない写真です。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165555
このダムではしばしば見られる定番の構図ですが虹の姿をセンス良く写真に配置されていて、素直に素敵に撮られた写真かと思います。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165427
放流する水のアクションが左と右で違っており、それを一枚の写真にセンス良く配置されていてダム好きな自分としては見ていていつまでも飽きない不思議な感覚を覚えます。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165461
この撮影者の定番の撮り方なので、すぐにあの方だと気が付きました。とはいえ凄くかっこよく悔しいほどに大井ダムを表現されている以上、入賞以外にはありえません。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165377
ダムが脇役な構図ですが、よく見ると花の間に蝶が飛んでおりわずかな瞬間をついてダムと蝶と花を一枚に収めてくれました。ダム巡りにこれだけ心の余裕があるのはうらやましく、今後も期待させてしまいます。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165456
まさしく夜にならんとするときの写真です。どちらかというとスナップ撮りに近いような画質も荒目な写真ですが、パッキパキにクリアな写真よりも夕暮れ時の風情や撮影者の心理を感じやすいです。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165459
広角レンズで大きなダムと大きな空と山々をすっきり一枚に収めてくれました。雲の流れも道路もダイナミックな曲線を描いており、心弾むような風景です。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165547
定番の青空放流写真かと思いきや、クレスト放流のまさに瞬間を撮った写真です。撮影者の心理状態はまさに瞬間を狙って緊張されていたかと思いますが、それを感じさえない爽やかな風景が不思議と目に留まる写真でした。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165448
かなりのハイコントラストな写真でサムネイル上でもよく目にとまる写真でした。放流された水の白と導流壁の陰とが面白いラインを描いていて印象的な一枚でした。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165538
定番中の定番なアングルですが全門から放流されている上に青空がまぶしく、まさにこのダムのこのアングルのためのシチュエーションかと思う好条件かと思います。実に気持ちの良い一枚です。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165440
桜を全面に、背後にダム本体がある春を象徴する風景の写真です。ダムが桜に隠されていますが、わずかな桜の開花時期においてはダムは背景として桜を十分に引き立ててくれる名脇役かと思います。

入賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=165519
こちらは桜もダムもバランス良く対等に配置されているように感じます。桜が無かったらただの右岸側からの写真ですが桜があるだけでダムもまた彩をまとってくれているようにおもいました。

全体評
今年は10作品以上が勝手に入賞されました、おめでとうございました。本コンテストはほとんどをサムネイルで審査しているものなので、画質等を気にせずに審査できるのが特徴です。写真の中の被写体の構成や色のバランス等で審査する傾向があり、面白く撮れている写真は多少の画質の悪さがあっても、あるいは画質が多少悪いくらいの方が趣が出る場合が出るものだと思いました。難しい理屈はさておき、これからも肩の力を抜いて是非とも直感的なところで、美しいと思ったものを素直にシャッターフレームに収めてほしいと思いました。

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Dam master 勝手にフォトコンテスト2013

審査委員 Dam master
審査対象 ダム協会の第10回フォトコン応募作品 
審査方針
 1、ダム協会フォトコン入賞作品は選びません。
 2、Dam master自身が応募した写真も大変残念ですが選びません。
 3、私のPCモニター上で審査します。プリントして審査しません。


大賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=147428
平岡ダムという名前からは想像もつかない猛々しさを感じる写真です。天竜川の古いダム特有の荒れた表面が生み出す放流模様からも”あばれ天竜”の言葉が連想されます。ダムのゲート部がちょうど陰になって、ダムが瞼を閉じてひたすら仕事をしているように見えます。お見事な写真でございます。

入選
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=147440
放流で暴れ狂う川を見事に写された一枚かと思います。橋の上での撮影とはいえ轟音、水飛沫、迫りくる濁流などの恐怖もあったでしょうが、当の撮影者はニヤニヤしながら撮影されていたことと思います。実にダイナミックな傑作です。

優秀賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=147491
思わず、おっ!と声を出してしまいそうになる写真です。放流の瞬間をとらえた写真で、ダムマニアが集まってこの写真を前にすればいくらでも会話のネタに尽きない、そんな写真かと思います。

優秀賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=147319
ダムマニアがダムに挑む姿をおさめた写真でしょう。巨大なダムに向き合う人の姿が実に勇ましく、思い出の写真としてこのような形で残るならば最高のダム巡りの思い出となるような写真かと思います。

優秀賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=147453
小里川ダムの下流側のおそらく紅葉の時期の綺麗な写真です。これほど素直に、良い日にダム巡りをされたと感じる写真はなかなかありません。光のさし方、空の高さが写真を見ている人にも秋の息吹を吹き込んでくれます。

優秀賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=147357
水に反射したダムはたいていはどこのダムが見分けがつかなくなりますが丸沼ダムはバットレスダムということで容易に見分けがつきます。色がかなり強く出ていますが、水に反射して幻想的な世界に見えるのでこの効果の出し方は有りかと思われます。

優秀賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=147333
このダムでは定番の構図ですが、定番だけに”やはり良い”の一言につきます。写真専門家が集まるフォトコンテストでは難しいかもしれませんが、私のフォトコンでは撮る人がニヤニヤしながら撮っているような写真を選ぶ傾向があります。

優秀賞
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/PAL.cgi?idm=147497
この写真のタイトルはせせらぎとなっていますが、深い森を抜けた先にようやくダムがあったかのような風景に感じられました。私だけかもしれませんが、ダムが見つかった時の風景と重なり、見ているとうれしくなります。ダムの風景ではなく、風景の中のダムという視点が魅力的です。

全体評
今年もそうだが、ダムに向き合う撮影者の喜びが写真に表れているとその写真に強く惹かれます。それだけでなく私自身が過去めぐってきたダムの風景がフラッシュバックするような写真もとても素敵です。どうか気負わずに素直にシャッターを押していただければ、楽しいダム写真になるかと思われます。来年も楽しみにさせていただきます。

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